アプリの安全性を検証!
運営会社の取り組みとは

マッチングアプリで怪しい人に出会ってしまった女性

インターネット掲示板やSNSなどを使っていただけなのに、罪もない人が事件に巻き込まれたという悲惨なニュースを目にする機会も多い昨今。
「マッチングアプリなんて出会うことが目的のアプリだからなおさら危険度が高そう…」と不安になる方もいらっしゃると思います。

そんな危険を防止するために、健全な大手のアプリでは違反報告システム運営によるパトロールなどが常時行われています。
また、メッセージでいきなり失礼なことや不安になることを言われたりするのが少ないのも、この運営の監視や違反報告がきちんと機能している証拠です。

こちらでは、そんなマッチングアプリの安全機能の簡単な解説と共に、いざ怪しい人に出会ってしまった時に慌てず対応する方法や、逆に通報されてしまう違反行為などについて解説します。
これを機に、自分が使っているアプリにどんな機能があるか一度しっかりと確認してみてはいかがでしょうか?

顔の見えない相手とのやり取りだからこそ、お互い不快にならないようアプリマナーを踏まえて楽しく使いこなしましょう!

運営によるパトロールと違反報告機能

パトロールをする警察官

様々なアプリがありますが、今回はパトロールに力を入れているアプリの一つである「Pairs」を例にご説明いたします。
「Pairs」では初期登録の段階で、プロフィール写真に不適切な画像が映り込んでいないかどうかの審査が行われます。

また、同時に年齢確認書類の提出も必須となっております。
この年齢確認書類ですが、以前は生年月日以外を隠した写真でも良かったのですが、最近はNGになっています。
つまり、年齢確認だけでなく、顔写真などによる本人確認作業も一緒に行われているということになります。
素性が怪しい人は登録させないというのが安全の第一条件ですからね。

他に監視されている項目としては、メッセージの1通目からLINEのIDを聞くなどの個人を特定できる内容、そして誹謗中傷や卑猥な内容などです。
また、ユーザーからの違反報告も24時間受け付けています。
もちろん通報者は相手から特定できないようになっていますのでご安心ください。

アプリ内で不審者を発見した場合

不審者のイメージ画像

アプリ内で不審者を発見した場合には、まずは「自分の身を守る」ということを第一に考えてください。
身の危険を感じたら警察に相談することを運営側も推奨しています。

その上で、違反報告すべき内容は危険度によって様々なものがあります。
危険度の高いもの(=警察に相談すべき項目)については脅迫や詐欺行為、盗難などの犯罪行為が挙げられています。
そこまでいかなくても例えば、宗教への勧誘プロフィールの偽造なども違反報告対象として扱われます。

しかし、報告したからといって運営側もすぐに退会させるということはなく、報告をもとに調査を開始して違反が確認でき次第退会という流れになります。
第二、第三の被害者が出ないように、違反者を見つけたら速やかに報告したいところですね。

まさか自分が!?通報されないためのアプリ内マナー

手錠をかけられた裁判中の男性

第一に、虚偽の内容で恋活・婚活をしないというのが、マナー以前の大前提となりますね。
虚偽のプロフィール使用は発覚すれば通報される違反行為です。

それ以外に注意したいこととしては、やはりメッセージのやり取りでしょう。
あなたが冗談や軽いノリのつもりでも相手はそう受け取ってくれるとは限りません。
メッセージのやり取りでは出来る限り丁寧に、相手に配慮したコミュニケーションを心がけることが重要です。

また焦るがあまりすぐにLINEのIDや他のSNSのアドレスを聞き出そうとするのもやめましょう。
まずは自分を信頼してもらい、そして相手が信頼できると分かったら、直接会ってそのようなやり取りをすれば良いのですからね。

まとめ

思いやりを持ってメッセージのやり取りをするぬいぐるみ

今回は「Pairs」を例に解説しましたが、こういった安全に対する取り組みを真剣にしているアプリはまだまだ一部のようで、取り組みの内容も千差万別です。
ご自身が使用しているアプリの安全対策は、これを機に一度確認してみることをオススメします。
特に全てのサービスが無料のアプリや、国外のアプリなどは要注意です。

健全な恋活・婚活を行う皆さんにはあまりピンとこない話もあったかもしれませんが、危険はいつどこに潜んでいるかは分かりません。
自分自身がしっかりとした感覚、コミュニケーション技術を持つことが恋活・婚活においても重要になってきます。
常に用心は怠らず、かつ相手への思いやりを欠かさずに、マナーを守って健全なマッチングアプリライフを送りましょう。